1976-10-27 第78回国会 衆議院 建設委員会 第4号
この具体的な例は昭和九年の室戸台風あるいは二十五年のジエーン台風、三十六年の第二室戸、すべて阪神、大阪辺を直撃をしておるわけでありますが、この場合にはやはり姫路は、明石海峡以西の瀬戸内北岸は高潮に襲われておる。それで高潮対策事業というかっこうでそういう設備のものがつくられたと思う。ところが、今回のように十七号の場合はいわば豪雨型である。
この具体的な例は昭和九年の室戸台風あるいは二十五年のジエーン台風、三十六年の第二室戸、すべて阪神、大阪辺を直撃をしておるわけでありますが、この場合にはやはり姫路は、明石海峡以西の瀬戸内北岸は高潮に襲われておる。それで高潮対策事業というかっこうでそういう設備のものがつくられたと思う。ところが、今回のように十七号の場合はいわば豪雨型である。
大阪及び尼崎地方においては、ジエーン台風による災害を契機として、地盤の沈下に対処するため建設された防潮堤その他の施設が、その後の地盤の沈下により、著しくその機能の低下を来たし、再び高潮の恐怖にさらされているのであります。東京の江東地区についても、同様の実情にあります。
二十五年にはジエーン台風で入植以来の被害を受けました。こう出ておる。二十六年には野ウサギにやられて、ほとんど問題にならないで、全耕地に金網を張った。二十七年には野ウサギも防除することができたと、こう書いてある。二十八年には年々起きる冷害、旱害、風害等により、金融機関貸付の災害資金の方の借り入れで、それの償還に非常に困っている。
そのためにデラ台風のとき、ジエーン台風のときにもああいうふうな特別立法ができたのであります。昨年の多いときになかつたと言いますが、今年の十五号台風あたりの際におきましては、これはことしが最低の年であるとはいうけれども、これは関西のある部分、瀬戸内海沿岸、豊後水道の沿岸というようなところは、非常に大きな災害を受けておる。
これは例のジエーン台風によりまして、安治川口一帯は全く収拾つかないような状態になつてしまつたために、当時の、まあ大いにそういうものの整理の努力はいたしたようでございますが、これらを立証するだけの資料その他ができませんで、全く明細がわからないというような結果になつておりました。大変申訳がないと思つております。これらも厳重に関係者は処分すべき性質でございます。
これらの被害を従来のジエーン台風なり、西日本水害なりと比較して、一体どのような結果になるかということを見ますというと、それぞれ西日本の水害にいたしましても、ジエーンにいたしましても、今回とはその内容がいささか変つておりますので、必ずしもこれと比べるということが実際むずかしいのでございますが、比較をして大数的に見れば、先ず問題にはならんということが言い得るのではないか。
それと私どもが承知しておりますところの大正七年七月十二日の洪水のときの水量——これは徳島の測候所にお伺いしましたが、記録がないという御答弁でありましたが、二十五年九月三日のジエーン台風において、六千百トンの水量が流れておるという事実がございます。
個別的に説明をいたしますと、先ずその(1)堺市における事項でございますが、専門員の御説明にもございました通り、昭和二十五年度におきましてジエーン台風が発生いたしました。そのために事務が停滞し、事業の完成も遅れた、こういうような状況があつたのでございまして、その関係上当然予定されておつた失業者の就労がそれだけ減つたわけでございまして、労力費はそれだけ余分が生ずるわけでございます。
今会計検査院のおつしやられました通りでありますが、その燈台工事は昭和二十五年の九月ジエーン台風によつて崩壊しました崖をコンクリート擁壁で復旧するのでありますが、工事現場は三重県の一番端の安乗村の僻村にありますために、工事施行に当りまして労務者の雇用とか材料等の運搬につきまして、初めに計画いたしました金額では工事施行に関して非常に困難になりまして、止むを得ずコンクリート擁壁の容量を少し減じまして、労務費並
ジエーン台風の被害を受けたのは和歌山に限つたことではない。展示会その他をやつているのは和歌山の統計事務所に限つたことではない。従つてこういつた展示会に関しては、当該年度の計画外の事業をやつたためにと、こういうことが事由になつておりますが、他の統計事務所等の状況から考えると、つまり既定予算、既定経費ではこういう本来の業務を遂行するのに差支えがあるという一般的の事由があるのですか。
昭和二十六年度には約九千三百万円程度の予備費がございましたが、この予備費はジエーン台風と退職金等のために約八千万円程度使つております。それから昨二十七年度におきましても、総額九千万円のうち、人件費その他を合せまして約六千万円程度の予備費の流用を行つております。
それは過去の例から見ましても、室戸台風だとかジエーン台風とか、そういう例から見ましても、大体まあむずかしい科学的な計算というものは本当にできないそうですが、大体の過去の例から見て、六メーター五十ぐらいが最高だと出ていますが、その辺を基礎としまして、湾の形と台風の過去における方向とか或いは気圧の点とかいうものをいろいろ勘案しまして、そうしてその場所的に高さをきめて、それに波に抵抗するだけの断面をとつて
過般のジエーン台風以来市町村はこのために泣いて来たのであります。今日全国都市の九六%を占めておりますところの赤字の大半の原因は、こういつたところの補助対象とならないところの、曾ての十五万円以下、将来における十万円以下の損害の復旧の堆積であります。どうかこの点につきましては特段の一つ御配慮を賜りたいと存じます。御承知のように府県はそれぞれ災害対策の予算を計上いたしております。
これは早朝から丁度前の二十五年のジエーン台風と同じコースに乗つて参る。ジエーン台風と同じであるとすれば、淡路へ入りまして、一部大阪湾に又入るわけであります。こうなれば相当大きな風水害が起ると非常に心配しております。中心示度はジエーン台風のときは九百五十ミリバール台であつたのですが、今度は九百十五となつておりますので、大分近くになつている。室戸台風にも近いような大きなものであります。
○政府委員(近藤直人君) 老朽危険校舎は災害の場合に一番先にやられるということは、もうまさに御指摘の通りで、従来まあジエーン台風とかキジア台風なんかの例によりましても、大体、老朽校舎がまつ先に倒れておるような現状でございますので、この際老朽危険校舎の改築促進の法律によりまして是非老朽校舎の改築を進めまして、併せて災害の場合の対策にするということは、これは必要であろうと思つております。
これが、たとえばジエーン台風とかいう非常に大きな災害の場合に、電気施設に故障を起して停電を来したというならば、話はわかりますが、およそ普通の霧の程度でただちに停電が起る、そういうような施設が放置されている。しかもその場合に、何ら経営者側に対しては制裁が行われていない。こういう点に対して、私は現に一市民として義憤を感じた次第であります。
そのほか地盤沈下に伴う港増施設の整備、それからジエーン台風等によつて非常に損害を受けました大阪湾地区におきまする尼ケ崎、大阪港の高潮防潮工事、あるいは海岸の決壊に伴いまして、港湾が相当危険にさらされるような新潟港等の海岸防止工事といつたようなものに整備の目標をあげておるのでございます。 それに着手いたしております港湾は、特定重要港湾は金額の大小はございますが、いずれも施設をやつております。
十億四千四百万円、それから今一般の海岸堤防と、この中には高潮対策と申しまして大阪、東京等の高潮、特に大阪は二十五年のジエーン台風の高潮対策を実施しておるのでございます。それもこの中に含んでございます。その次は河川改修費補助、二十八年度の四十三億二千三百五十二万円というものは、これがいわゆる中小河川補助費でございます。本年度約二百七十本の河川を実施する予定でございます。
次に、港湾の先ほど申しましたような台風に対する高潮対策とか、海岸決壊、防災のための事業費は六億二千でございまして、昨年の四億六千に比べまして増額いたしておるのでございますが、これは尼崎、大阪ともジエーン台風に対する措置は大体完成する見込でございます。今年から特に新らしい柱として附加えられましたものは、港湾の局部改良が新規として出て参つてのでございます。
これはいわゆるジエーン台風その他によつて被害を受けた復旧工事です。これは国から相当国庫補助金が出ているはずです。その国庫補助金が何ぼ出ているか。その二つだけわかつていたら伺いたい。